おそらく90年代のアシッド・ジャズとかUS3あたりからだと思うけど、クラブシーンで60年代~70年代のジャズがブームになったとかで、普通に待っていても絶対にCD化などしなかったと思われるものの多数がCDになって再発されている。ジャズ側の人間としてはクラブさまさまである。ファラオ、ジョーヘン、ドナルド・バードなどの70年代は濃い演奏が多くクラブの需要にばっちりハマるのだろう。これとか↓
JOE
HENDERSON “BLACK NARCISSUS”
これとかね↓
PHAROAH
SANDERS “LOVE WILL FIND A WAY”
スピリチュアル・ジャズというのもクラブ側からでてきた言葉らしい。ジャズ・ファンにとってクラブの恩恵はかなり大きい。これがなければ名盤と新譜しかCDにならなかったかもしれない。
しかしここで疑問がある。クラブってなんだろう?なんとなくDJとかがいて客がおどっている空間を想像するのだがイマイチわからん。若い人には自明でも、ジャズ【なんぞ】を好きな前世紀の遺物野郎にはまったくわからない。当然、ジャズのアルバムの使われ方がわからない。クラブでジャズをそのまま流すのだろうか?おいらのイメージではレコードのターンテーブルがあってスクラッチみたいなことをすると思っていたのだが、再発されるのはレコードではなくCDだもんなあ。音源買ってきて独自に編集したりするのかねえ。わからん。
クラブを「わからん」というのは恥ずかしいのだろうか。恥ずかしいんですよね。
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