1930年代のジャズを語るうえでフレッチャー・ヘンダーソンは重要人物である。多くの人はベニー・グッドマン楽団のアレンジャーとしてヘンダーソンの名前を知っているがフレッチャー・ヘンダーソン楽団の音楽そのものは聴いたことがないのではないか。といってもおいらもくわしいわけではないけど。
フレッチャー・ヘンダーソンはスイングブームが起こる前に自己の楽団を率いて活動していた。当時から編曲を重視していたため自分のものだけでなく多くのミュージシャンにアレンジを依頼した。楽団を解散したあとにそれらの譜面をベニー・グッドマンが買い取りスイングとして大成功をしたのだ。
ブルーバード栄光の遺産/フレッチャー・ヘンダーソン
↑躍動感のある多彩なアレンジに驚く。スイング時代の洗練された落ち着いた雰囲気とは違うけどスイング・ブームの流れをつくった一人だとおもう。
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