ナタリー・コールの有名なアルバム「アンフォゲッタブル」
ご存知、表題曲では亡き父ナットの声をコンピューターで取り出し、時代を超えたデュエットをしている。泣けます。この続編はつまらなかったけど。
ところでダイアン・シューアというボーカルがいる。デビュー当時スタン・ゲッツがけっこうプッシュしてくれたらしい。初期のアルバムではいくつかバックで吹いている。これがビリー・ジョエルの曲とかイヴァン・リンスの曲とか、ゲッツにしては珍しい曲である。
で、ダイアン・シューアのこのアルバム、
ゲッツが参加して「Easy Living」を歌っているんだけど、確か録音年月日がゲッツが亡くなった日以降なんだよね(違ったかな)。これはどういうことかと思って聴いてみたら、
ゲッツのこのアルバムのソロを抜き出してきて、ボーカルのバックとして合成しているのだ。聴き覚えのあるフレーズだからすぐわかったよ。
ところで、こういう多重録音って、「共演」といっていいものか。ジャコの「クライシス」も、あれは共演ではないよなあ。
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