2016年11月17日木曜日

できるやつは違う

以前話したことがあったか忘れたけど。


おいらの知人、ピアニストのDくんは、ホントすごいやつである。ジャズへの愛情もピアニストとしてのセンスもすばらしい。フュージョンを毛嫌いしていないのもいいw てか、おいらがハービーに抵抗を感じていた時期にさっさと「ヘッドハンターズいいねえ」と言っていたくらいだから。

そんな彼が、「ピアノ以外の楽器をやるんだったら、断然ドラムスだ」と言っていた。まったく理解不能だ。ドラマーには悪いが、おいらはメロディがないドラムという楽器にはまったく興味がない。いえ、ジャズには必要だと思っているんだけどね、自分ではやる気にならないしおもしろそうにも思えない。ドラマー自身もつまらないと思いながら叩いているんだろうな、というまったく失礼な認識をしていたこともあるくらいだ。

しかし、Dくんがドラムというからには、ドラムにはやはり音楽の本質があるのだろうと思った。Dくんがいうからにはそうなんだろうと。そもそもDくんは、ブルーベックのカーネギーホールライブ盤でジョー・モレロが10分以上ドラムソロをしていておいらがうんざりしたという話をしたら、
「本気か?おれはもっと長く続けてほしいと思ったくらいだぞ」と言ったくらいだ。

なんだ、単にDくんがドラム好きなだけなんじゃないのか?




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