以前キャノンボールのキワモノ的アルバムを紹介したけど、ああいう「朗読」モノは、アルバムでなくても曲単位であれば他にもあるよね。
アメリカ人は日本人より詩の朗読に重きをおいているように感じる。ヴィレッジ・ヴァンガードもジャズのライブが定期化するまえは詩の朗読が多かったと聞くしね。モンゴメリの名作「赤毛のアン」でも、詩の朗読をする場面が何度も出てくる。え、あそこはアメリカでなくカナダだって?
以下、語りと音楽のコラボが収録されているアルバム。
CHARLES
MINGUS”THE CLOWN”
詩かどうかわからないけど、おそらくモダンジャズ以降のメインストリームのなかでは一番有名だと思われる語り。これさえなければ5つ星という声もきくがアルバム・ジャケットと明るいながらも抒情性がある曲により、何言ってるかわからないけどわかったような気になってしまう。
THE
BILLY COBHAM-GEORGE DUKE BAND “LIVE” ONTOUR IN EUROPE
このジャケットなあ・・・いや、今回の話はそこじゃなかった。
おそらく当時の最新技術を駆使していたのだろう展開を感じるんだけど、映像をみないとどこがすごいのかさっぱりわからん。初めて聴いたときは「この導入部はいつ終わるのだろう」と思った。話はそれるけどこのアルバムはアルフォンソ・ジョンソンのスティックが「唯一」の聴きどころ。
GEORGE
RUSSEL “NEW YORK N.Y.”
人の声が入ることによりよけいわけわからなくなっている残念盤。これが芸術性だとおもっているのだから困る。
他にもいろいろあるけど、英語のやつはまあなんとなく許せる。好みは別にして。日本語のやつはほとんどがおいらとは別次元の世界の作品で完全にいっちゃってるとおもう。以前紹介したこれとか↓www
高柳昌行他“死人”
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