2016年6月24日金曜日

楽器カースト



数年前、某店の初心者向けジャムセッションに参加したときのこと。参加者のドラムが「○○をやりたい」と曲名を言ったらホストのピアノが「ちょwww、ドラマーが曲決めてフロントがそれに従うってwww」みたいに言って無視したのを見た。

これは間違っているとおもう。音階がないから何をやっても同じということはない。たとえ全編スイング(チュニジアなどとちがうってこと)で同じテンポだとしても曲によってアプローチの仕方はまったくちがう(同じひともいるけどw)。
それにプレイヤーである以前にジャズファンであるので、自分の好きな曲をやりたいという気持ちはもっていて当たり前だとおもう。そのセッションではベースとドラムはボーカルよりも下の扱いを受けていた(ボーカルの方、失礼!)。


ホストが上から目線になるのも最低だけど、ピアノが打楽器を見下すのもアホだ。そういう人は、自分の楽器以外の楽器をよくわかっていないからであり、どんなにうまくても音楽に対する理解が浅いのだと思う。

で、ドラマーはこういうふうになめられないように、絶対に
「楽譜?ああ、オレそういうのいらないから」とか、
「楽譜?よくわからないのでテキトーに叩きます。32小節ですよね」とか、
「ここだけ歌とピアノのデュオ?わかるよ、だからオレもハイハットだけにしてるじゃん」

という情けないことを言わないようにしよう(上記3つはすべて過去のブログで紹介したできごとである・・・)。



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