YAMANDU
COSTA & GUTO WIRTTI “BAILONGO”
ヤマンドゥ・コスタとグート・ヴィルッチのデュオ。ヤマンドゥは御存じ7弦ギターでグートの楽器はアコースティック・ベース・ギター、つまりガットギターのベース版といったもの。エレキベースの弦ではなくガットギターで使うような巻弦を張っていることもあってか、ベースなのにコードを頻繁に弾く。これが他のギター&ベースのデュオと異なるサウンドをつくりあげている。
ここ数年のヤマンドゥはくだけた曲を書くとそれがダサダサで(しかし技術的には難易度高い)ずっこけるということがあったけど、このアルバムでは全体的にリラックスした雰囲気がある。南米の穏やかな少しけだるい昼下がりのイメージ。ジャンゴの”TROUBLANT BOLERO”も原曲を大きくかえるわけではないけどぴったりあっている。曲によってグートがコントラバスのアルコによるインタールードみたいなやつをやっているけど、残念ながらこれがいらない。違和感あるしそれだけ浮いている。
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