音楽をやっていて、理解されたいわけじゃないけど誤解されたくないこだわりというのはあるはずだ。それもかなり些細な点で。それが楽器の呼び名だ。
サックスやっている人は、「ラッパ」と言われて、「いや、違う。ラッパというのはトランペットのことで、サックスは木管楽器であり・・・」なんて反論して「え~知らねえよ。そんな細かいこと。ラッパじゃないのか」といわれて悔しい思いをしたことがあるのではないか。
ギターだって、何度いっても「ほら、あのエレキ。あれ。まだやってんのか」なんて親戚のおじさんに言われて、「あの~おじさんのいうエレキってのはベンチャーズでしょ。ボクのギターはガットで」なんて言ってもおじさんはもう酔っぱらっていてほとんど話をきいていない、という経験をしたことがあるのではないか。
もっとかわいそうなのはエレキベース。何度説明しても「ギター」と言われるw
ジャズを理解してくれとはいわないが、こういう些細なことにはこだわりたくなるものだ。
ちなみにドラムの人は「太鼓」と呼ばれても苦ではないらしい。 というか、けっこう自らのことを「太鼓屋」というドラマーは多い。愛称のように。
まあ、以上の話はまだいいほうで、一番困るのは、何度「ジャズやってる」と言っても、おじさんとかおばさんに「ほら、アキちゃん、あんたロックやってんでしょ」とか「バンドやってんだよね。ブルーシャトーとかいいよなあ」と言われることだな。ジャズだ、ジャズ!
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