GRP
ALL-STAR BIG BAND LIVE!
GRPオールスターズ・ビッグ・バンドのアルバムをもうひとつ。こっちはライブ盤。スタジオ盤でやっている曲もいくつかあるけどそれほど多くかぶっていない。同時期のグルーシンの大名盤「ガーシュイン・コネクション」から数曲やっているのが興味深い。
このアルバムのみに収録されているオレオやシング・シング・シングの斬新なアレンジもすばらしいのだけど、このアルバムの白眉は断然チェロキーである。テンポは当然300超、超高速。最初のテーマ部分は超絶ユニゾンの難解リフ。アドリブはトランペット奏者4人による、それこそ「火の出るような」火傷しそうな熱い演奏が繰り広げられる。ハイノートの応酬で観客から何度も「うぉぉぉぉ!!!」という歓声があがる。クールなイメージのランディ・ブレッカーも完全にはじけている。そういえば60年代末のデビュー時はテクニシャンというふれこみだったなあと思いだした。リアルタイムではきいてないけどw
マイケルがすごすぎてランディの影が薄くなったのは否めないね。サムスカンクファンクでも「簡単な方」wを担当していたし。いやいや、あれパートが逆のライブ音源もあるんですよ。速い方でランディがソロを取るバージョンが。
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