2015年12月6日日曜日

証言で綴る日本のジャズ



必読の本です。すごくおもしろい。黒い表紙とかタイトルからは6070年代のアングラ的日本のジャズというイメージをするかもしれないけどちがう。そういうのもあるけどね。



帯にかいてある文句はどうも本の内容とちがうな。くわしいことは当然いわないけど、日本人で、パーカー=ガレスピー=パウエルのバンドを見て、マイルスの警官殴打事件の現場にいて、ブレイキーのあのバードランドのライブを見て、「真夏の夜のジャズ」の現場にいたひとがいるなんて驚きだ。信じてるけど信じられない。うらやましい。いや、これ以上は何もいわない。とにかく全インタビューが必読。みんなかっこつけずに自然体で話している。ベテランの貫禄と余裕が読み手の気持ちを素直にさせる。



個人的には猪俣猛さんの「挨拶が大事。挨拶できればそのうちうまくなる」という言葉にものすごく感銘を受けた。最近挨拶できないひとが多いからなあw



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