覚えているひとも多いとおもうけど、佐藤允彦さんが数十年前にジャズライフで連載していたエッセイを書籍にしたものです。長らく廃刊だったけど最近また売られているみたい。連載当時ものすごくおもしろくて、この本がでたときはすぐに買ったら、カットされた話が大量にあって不満を感じたのを覚えています。ジャズなんだから追加・別テイクはあってもカットはよくないよ。
カットといえばこれ↓
うん、以前にも書いたけど、翻訳者の都合(つまらないからという)でいくつかの章をカットするなんて信じられないよ。たとえば販売会社の担当者がつまらないからといってモーニンから”COME RAIN OR COME SHINE”を抜いて販売したらそれはモーニンといていいのだろうか。だからノーベル賞取れないんだよ、といったらファンに怒られるだろうけど、それにしても「つまらないから翻訳しない」ってのはないでしょ。作者よりもえらいのか。あなたのエッセイ読んでますけど、もしそういう扱いを受けたらどう思う?「あのブルース・スプリングスティーンの話はつまらないから載せませんでした」なんて。
そういえばSJで連載していた香津美さんのエッセイも書籍にしてほしいなあ・・・。
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