2015年12月10日木曜日

無観客試合



ジャズをやっている人ならプロ・アマ問わず少ない客入りで演奏した経験をもっているとおもう。メンバー5人で客3人とかザラだったよね。これを「恐怖の不等式」という。本を読むと、秋吉敏子と渡辺貞夫(敬称略)のライブに客が2人しかいないということもあったらしい。そうか、秋吉さんでも・・・と救われたw

一人しかいなかったお客が途中で帰ったとかもあった。気まずいね。誰もこなくて1時間くらい待ったけど変化ないので帰り支度はじめたらふらっと1人来たとかもあったなあ。お客ゼロでもやるかどうかは状況と場所によるよね。とりあえず音出しておく場合もあれば、誰も来ないから何もしないということもある。

少ない入りでキツイのはやる側だけでなく聴く側も同じ。ライブってのは雰囲気も大事だし、拍手しても1人だけってのはさびしい。こういうときは店のひとも一緒に拍手して少しはにぎやかにしたほうがよい。どっちの立場でもマジつらいのでw そして、これがセッションだとなおつらい。1人だけ参加客が来たとして初めてもなんかしらじらしい。いろいろな制約というか確認事項ができてくる。誰もこないから延々とやっていいのか。自分が休憩で抜けたらバンドは演奏しないのか。しばらく休んでまた始めたい場合でも声をかけづらいし。どんな演奏しても盛り下がること必至。そのほかにもいろいろキツイことがある。



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