2015年12月31日木曜日
今年のラストがこれか
今年最後のネタがフリーってのもなあ・・・
おいらは好きなフリージャズもあるが基本的にはフリーファンではない。が、友人がいまどっぷりフリーにはまっているということは以前いった。どうしても気になったので、
「オーソドックスなジャズに対する興味がなくなったわけじゃないんだよね?」
ときいてみたら、
「世の中にはフリーインプロだけのリスナーや、もちろんプレイヤーもたくさんいるのは確か。実は最近、普通のビートを刻むジャズを「つまらない」と思う瞬間があり、我ながら驚いたわ~一時的だとは思うが。繰り返すが、波長さえ合えばかつてない高揚と興奮が味わえんだぞ」
という、正気の沙汰とは思えん返事だったw
さらに、
「ロックの連中がフリーインプロをやったのもなかなかいい。stripsearchというユニットとか。キース・ティペットがまたいいんだよ。curlewというバンドも。」とのこと。
あのね、はっきり言いますけどね、この友人は本当に心の底からロックが嫌いで、おいらがビートルズをたくさん聴かせたのに「どうしてこんなのが高く評価されているのかわからない」「おまえはたまにロックもいいというが、気は確かか?」と言っていたんですよ、その彼が「ロックもいい」ですよ?でもフリーw もう今年は激動の年だったなあ。
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2015年12月30日水曜日
ジャズなんだから・・・
覚えているひとも多いとおもうけど、佐藤允彦さんが数十年前にジャズライフで連載していたエッセイを書籍にしたものです。長らく廃刊だったけど最近また売られているみたい。連載当時ものすごくおもしろくて、この本がでたときはすぐに買ったら、カットされた話が大量にあって不満を感じたのを覚えています。ジャズなんだから追加・別テイクはあってもカットはよくないよ。
カットといえばこれ↓
うん、以前にも書いたけど、翻訳者の都合(つまらないからという)でいくつかの章をカットするなんて信じられないよ。たとえば販売会社の担当者がつまらないからといってモーニンから”COME RAIN OR COME SHINE”を抜いて販売したらそれはモーニンといていいのだろうか。だからノーベル賞取れないんだよ、といったらファンに怒られるだろうけど、それにしても「つまらないから翻訳しない」ってのはないでしょ。作者よりもえらいのか。あなたのエッセイ読んでますけど、もしそういう扱いを受けたらどう思う?「あのブルース・スプリングスティーンの話はつまらないから載せませんでした」なんて。
そういえばSJで連載していた香津美さんのエッセイも書籍にしてほしいなあ・・・。
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