昔はちょっと普通じゃないジャズを聴くと「あ、こういうのダメ」と思ったもんだが、いつの間にか自分の間口が広がっているというのは誰にでも経験があると思う。フリーに限らず。
ビッチェズブリューとかオン・ザ・コーナーなんて当初は「最悪の音楽だ」と思っていたけど、今はかなりお気に入りになっている。最高だ。
ハービーが「アヴァンギャルド」と言っていたワーナー時代の音楽なんて、至ってフツーであり、おもしろい。初めて聴いたときはフリーだと思った記憶があるが、全然そんなことはない。もっともセクスタントについては「フリー音楽ですらない」と思ったもんだが。
コルトレーン後期も、いいなあと思って聴ける。すばらしいものが多い。アイラーとオーネットは、「理解できない」というより「つまらない」と思うことが多いけどね。
というわけで、いつものフリーマニアの友人から「のなか悟空」なる人の(自主制作なのか?)DVDを(半ば強引に)貸してもらったのだが・・・
まだまだ修行が足りないとつくづく感じました。ちなみにこのCD、ヤフオクで、のなか氏本人から落札したら「自分のCDが落札されることはめったにないから、びっくりした」というコメントをもらったといういわくつきのものだw
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