タイトルから連想する曲想が実際のものとかけ離れている(と感じる)ことがある。いわゆる名前負けもその1つだろう。
何度かいっているけど”SOFTLY AS IN A MORNING SUNRISE”は全然朝日のようにさわやかではない。”あなたと夜と音楽と”はロマンチックな印象ではあったが、それとは正反対の短調曲。ビル・エヴァンスのインタープレイやトリオでの演奏が有名だけど(演奏は超名演)。
ベニー・グッドマンの”GOOD BYE”は聴く前は「ではごきげんよう!さようなら!」という明るい感じの曲だとおもっていたので、初めて聴いたときはかなり衝撃だった。聴いたというよりフルバンドに参加したとき初めてやったんだけど同名異曲かとおもったよ。
”I’m OKAY”という曲(スタン・ゲッツのピープルタイムに収録)も気楽っぽいイメージだったがけっこうしんみりとした感じだ。ていうか、美しいバラードなんだけど気楽でないことは確か。
まあジャズはまだいいほうで、ブラジル音楽の場合明るい曲の歌詞が実は重いとか暗い曲が実はラブソングだという率がけっこう高い。カリオカにとっては、あえて逆にするのが粋らしい。
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