ジャズファンなら誰でも普及活動をしたことがあるとおもう。おいらの世代であればカセットテープでベスト盤作って頼まれてもいないのに「これ聴いてみろ」と知人に渡したりとか。聴きたくもない音楽を義務的に聴くのはつらいよね。あとで必ず「どうだった?」とか聞かれるし。迷惑でしたね。ハイ、すみません。
おいらの友人で普及活動に熱心なJ君がいるのだが、最近は中学生の娘にせっせとジャズをアピールしている。普段から家の中でジャズを流すのは当然だが、娘が吹奏楽部でトランペットをやることになったらこれぞジャズの領域とばかりに歓喜してうるさい説明交えながらジャズを聴かせた。
よせばいいのに、どうだといわんばかりにメイナード・ファーガソンをかけたので、あまりにハイノートすぎてそれがトランペットの音色だと伝わらなかったw J君本人も演奏者ではないので「たぶんこれはトランペットのハイノートだろう」と半信半疑状態だったという。
先週の「題名のない音楽会」で和楽器ユニットが登場したとき一緒に見ていた娘さんが「琴の音色っていいよね」といったそうで、J君は喜び勇んで番組が終わるやいなや「琴を聴かせてやろう!」とYUTAKAの1stアルバムをながした。
1曲目の素晴らしい琴の演奏に内心「どうだ~!」とおもっていたのだけど2曲目でボーカル曲が始まり「おいおい、もっと琴弾いてくれよ」とおもったそうだ。
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