FLORA
PRIM “EVERYDAY EVERYNIGHT”
前回と同じくオールスター的なフュージョンのアルバムで、長らくCD化されてなかった1枚。ファンの間では耳タコレベルのアルバム・タイトルだよね。
ジャコ関係のディスコグラフィには「ミシェル・コロンビエ」と並んで載ることが多かったね。これもメンバーがすごいわりには内容はイマイチという期待外れアルバムではあるけど、ハービーとジャコ参加の”LAS OLAS”は屈指の名トラックに仕上がっていて必聴。彼らが絶頂期であったことがわかる。フローラいなくてもいい。この1曲のためだけに、まだCD化されてないころにジャズとは関係ないオムニバスを買って(たまたま収録されていたのだ)初めて聴いたときの感動はいまでも忘れられない。CD化されてフルアルバムとして聴いてあまりのダサさにずっこけそうになったけど。
ちなみにこれとは別に、ドキュメンタリーCD「ポートレイト・オブ・ジャコ」には、ジャコが歌っているバージョンが収録されている。歌手が曲を覚えるためのデモトラックなわけだが、ジャコの歌い回しをそっくりそのままフローラも真似している。あと、バックはそのままフローラの収録のときにも使われたものなので、要するにフローラの歌がジャコに代わっただけのテイクということ。
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