2016年4月9日土曜日

技術だけ



ジャズを演奏するうえで、技術のための練習は当然必要だけどレコードやCDを聴くというのも同じくらい重要だとおもう。聴くことによって、フィーリングとか練習だけでは身につかないいろいろなことを学ぶのだ。

知り合いでものすごい速弾きができて楽譜もスラスラ読めるテクニック十分というひとが3人いるが(それぞれピアノ、ギター、ベースです)、どちらも盆踊りみたいな前ノリな演奏をするのだ。あきらかにジャズのフィーリングが欠如している。残念なことに本人がそれに気づいてないのだ。それでいて「オレはジャズもできている」と思ってドヤ顔で演奏するからたまったもんじゃない。日本の某有名ギタリストかと思ったわ。

たぶんスキャットやらせると、演奏はしないけど長年ジャズを聴いているというひとのほうが彼らよりうまいんじゃないのかなとおもう。




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