”Brazil Jazz” Kevyn Lettau
ケヴィン・レトーの90年代のアルバム。まあはっきりいって、ブラジルでもジャズでもありません。いかしたポップス。多重録音はあるものの、3人による演奏なので、ゴージャスなアメリカンポップスでもない。ポップスのリスナーにはこれもジャズに聴こえるのかもしれない。
ハーモニーはギター1本だけど、エレキギターなので典型的なボサノヴァ風音楽でもない。パーカッションはアクセントにちょっと疑問符がつくところもあるけど、悪くはない。
発表直後に購入してから、ジャズじゃないと思いながらもけっこう聴いている。楽曲が(あくまでもポップスとしてだけど)美しいからなんとなく好きなんだよね。エレキギターとはいっても軽い感じだから、80年代の西海岸風音楽とも通じるところがある。つまりさわやかフュージョンに近いということ。割とお薦めです。あくまでもジャズじゃないからね!
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