MJQ「The last concert」
数日前のブログで「ミルト・ジャクソンが嫌い」だと書いた記憶がある。
「Bags and trane」もキャノンボールの「Things are getting better」も、そしてマイルスの「Bags groove」もミルトがいないほうがいい、と思うくらいだ。
そんなわけでMJQは数枚しか持っていなかった(それでも数枚持っていた)。
さて、ジョン・ルイスの「トラベリン」が好きなので、ついMJQのラストコンサートを買ってしまった。そうしたら、なんとミルトが悪くないんですよ。そういえば、持っているMJQでもミルトに対する不満はなかった、そうか、ミルトは客演だとおもしろくない(おいらにとっては)けどMJQはおもしろいのか。ジョン・ルイスがエリントンばりにミルトを活かす曲・アレンジを書くからなんだろうね。
いまさらだけど、ジョン・ルイスは、ベースも含めたきっちりとしたアレンジを書くので、MJQの演奏はやはり独特の雰囲気を持つ。単なるブルースでもしっかり工夫をちりばめるし、ジャズを聴くならMJQは避けて通れないとつくづく思う。おお、あんなにミルト嫌いとか言ってるのにMJQはベタほめだわ。
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