そして96年、一応最後のマウントフジだ。その後復活したようだけど、全然違うものでしょ。というか、この96年こそ一番おかしなマウントフジだった。
理由は忘れたけど、山梨でなくなんと横浜で開催された。オウムと上九一色村が理由だったんだっけ?
それにしても、横浜でマウントフジですよ。なんだかなあという感じ。
おいらは横浜はあまりなじみがなかったので、早めに行って、有名な「ちぐさ」にでも行こうかとのぞいてみたら、満席だった。同じ考えの人が多かったのだろうと思う。
確か、ジャズフェスなのに公演ごとのチケットで、結局パットだけを見に行くことにしたのだった。ステージには例のピカソギターが置かれ(おそらく本邦初公開)、みんなが「なんだあれ?」といっていた。
でまあ、とにかく始まったんですけどね、屋外のジャズフェスで遠くにミュージシャンが見えるのがマウントフジの醍醐味みたいなもので、室内でメセニーのトリオ演奏を聴いてもいまいち盛り上がらなかったんですよ。こうしておいらとマウントフジの歴史は終わったわけでした。
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