2016年3月8日火曜日

ジャズと学歴 おまけ

先日話していたジャズと学歴について。知人のベーシストがこんなことをいっていた。おいらの意見ではない、念のため。



まず、クラシック系の演奏家は、小さいころから音楽教育を受けてそれなりの学校や先生、留学をしてプロフィールに書くべきことが満載だったりする。しかしジャズやポピュラー系の演奏家は違う。いつのまにかプロになったというのがたいていのパターンであり、プロフィールに書くことがない。無理やりなにかしぼりだしているのが現状。「都内でライブ活動をしている」「スタジオワークをこなす」くらいしかないんだもん。だからバークリー留学は「ちゃんとした書けること」でありうらやましいのだ。それが中退だろうが行ったことは事実だしね。
世界的有名な指導者がいるわけでもないので「〇〇氏に師事」もかけないしね。ということで学歴をひけらかしているのではなくそれしか書けない状況。書ける人間はまだいいほう。常に中心とみなされるボーカルは、だからさまざまなコンコールに参加して「書ける事実」をつくるのだろう。
 
これらとは別次元の話だが、小曽根さんクラスになると「バークリーを首席で卒業」と書いてあってもまったくイヤミでも無理やりでもない。それが納浩一氏の「バークリー留学中に2年連続エディ・ゴメス・アワードを受賞」ってのは「それってすごいの?」と感じる。バークリー内の賞だろうけど誰も知らないから。すごいレベルじゃなくてももらえる賞なんじゃないの~?とかw 入学するのは簡単で楽器経験者じゃなくても入れる学校だからねえ。いったことないけど、ニュースクールのほうが環境的にもよさそう。



いや、おいらはエディ・ゴメス・アワードはすごいものだと思うよ。 だって、なんたってゴメスだからねえ。これがロン・カーター・アワードだったら・・・




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