昨今のセッション・ブームはもはやブームではなくなり完全に定着した感がある。出版やスクール、楽器メーカーなどの音楽産業は「ジャズはセッション」というふうに売り出している。
おそらく、ジャズはこのような形で伝統芸能のように残っていくのだろうと思う。「ジャズは参加型の音楽」という側面をもつということで。そういったセッションの場から外側へおおきく羽ばたいていくひともでてくるだろう。ジャズの音楽的スタイルの変化ではないけど、考えてみればひとつの大きな変化だよね。小さいながら新しいマーケットが生まれたわけで業界としては喜ばしいことだろう。
SJ誌のスリーピー松本英彦氏の広告でよくみたよねえ、「ジャズは聴くものでなくやるもの!」なんての。大先輩に申し訳ないが、リスナーあってのプロミュージシャンがリスナー否定しちゃだめでしょと思ったことがある。
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