MONTY
ALEXANDER “MONTREUX ALEXANDER LIVE!”
77年作品。当時の主流派はいわゆるフュージョンだったのだけど、アコースティック・ジャズがまったく元気がなかったわけではない。難しいこと考えずにノリよく聴ける名盤だ。冒頭から最後までとにかく楽しく力強くダレない、ジャズっていいなあと感じさせるアルバム。80年代以降どんどんつまらなくなっていくことを考えると4ビートのジャズが輝いていた最後の時代かもしれないとおいらは思う。個人的意見だけど。
一聴すると高い技術で自由に弾きまくっているかのようにきこえるけど、じつはかなりアレンジに力を入れている。そのアレンジが自分本位ではなくあくまでも聴衆を楽しませるためであるのがよい。たとえば、難解なコードや複雑な拍子で演奏したとして、演奏者本人は楽しいかもしれないしすごいのかもしれないけど聴いているほうは疲れるし楽しめない。それと真逆なのだ。眉間にシワよせる音楽ではない、ハッピーなジャズ。カリブ出身なんだっけ?性格も明るいのか、とステレオタイプな判断をしてしまいそうになるね。
ヤアマン!ってw
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