CHARLES
MINGUS “ME MYSELF AN EYE”
78年録音でパーソネルに30名以上書かれていると、1曲ごとにメンバーがちがう70年代によくあったパターンかとおもうだろう。ところが違います。そうではありません。全員で一緒にやってるのです。
「え~、だってドラム3人、ベース2人の名前があるけど?」
はい、そのとおり。だからといっておどろおどろしいフリーみたいなものではない。ものすごくかっこいい。これほどかっこいいジャズが他にあるだろうか(あるだろうけど)。
ミンガスは演奏に参加していないけど、まさにミンガス・ミュージックだ。全盛期のマイケル・ブレッカーがたくさんソロをとっているのも魅力。買って損はない必聴アルバムだ。マイルス同様、ジャイアントは自らの参加が少なくても音楽をコントロールしているということがわかる。
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