パーマネントなメンバーのバンドが仲違いで解散するのは意外なのか当然なのか。とにかくも残念な話だ。
ビートルズもそう、モンローブラザーズも(これは解散して当然かw)、日本のJ-POPでも言葉をにごしながらも実質的に仲違いによる解散というのは多い。
その点、ジャズはメンバー不動でないのが大半だし、そもそもバンド名とメンバーが紐づけられて認識されるものではないから、むしろ「あの二人が一時的にも一緒に活動していたのはすごい」というように、肯定的な部分を見る傾向がある。コルトレーンのバンドも、マッコイ、エルビンがついに袂を分けた、というよりは単に「マッコイ時代」「コルトレーンカルテット前期」みたいにとらえて、すんなり納得してしまう。
WRなんか、アルフォンソが抜けなければジャコが入らなかった。ていうか、メンバーが抜けるのは仲違いより「他の仕事が忙しくなったから」とかいう理由が多い気がする。カールトンが抜けた、リトナーが抜けた、とかね。
ブルージャイアント、あのバンドはどれだけ続くのだろうか。あれだけ仲違いしていると現実にはあまり続かないようにも思える。
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