2018年2月25日日曜日

それは違う

ジャズのライブには、ほとんど客が入らない。アマチュアのライブなら、なおさら。それでも、レギュラーで月イチでライブをしているアマチュアバンドはたくさんある。みんな頑張っている。

知人のベーシストBくんのところに、(年齢だけはベテランなみの)ベーシストH氏から電話がきた。
「○月○日あいていたら、オレのトラでライブやってもらえる?」
フロントは別として、リズム隊がいなければライブにならないので、ベーシストやドラマーは横のつながりをもってお互いピンチのときにお願いし合ったりするものだ。H氏から連絡がきたのは初めてだったが、Bくんは引き受けた。これは助け合いである。自分もどうしても都合がつかないときには誰かに代役をお願いしたことがあった。

後日、H氏からまた電話があった。何かと思っていたら、
「先日のライブでギャラもらったでしょ?あれ紹介料としてオレに半分バックしてね」

Bくんは耳を疑った。こういうことは逆に「トラやってくれてありがとう」というのが普通だ。それなのに、自分が都合わるくて出られなかったのに、「仕事を紹介してやった」という言い方をされるとは。

Bくんはあきれたので、このできごとをほうぼうで話して、広めましたとさ。



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