2018年5月4日金曜日

映画「レ・ミゼラブル」

レ・ミゼラブル [DVD]

前回この映画のことを少し言ったのでついでに。
ま、はっきりいうとジャズとして取り上げられる曲はあまりない。有名な「I dreamed a dream」は普通に32小節なのでいいと思う。ジャズでやるにはコード進行が単純すぎるけど、ムードがあるからまあいいでしょう。それとせいぜい「Stars」だろうか。名曲「On my own」はバラードなのに変拍子で、やや落ち着かない。キャッチーな「Do You Hear The People Sing?」や「At The End Of The Day」もあるんだけどちょっとジャズにしにくいとは思う。

とかいいながら、おいらはライブでこれらの曲をすべて演奏したことあるけどねw

はっきりいうと、レ・ミゼラブルは原作がすばらしくて、かつじゅうぶんな長さがあるので、映画とか舞台でやるのはどうしてもカットがあってテンポも速すぎると思う。1クールくらいのドラマでやるべき内容だ。マリユスがテナルディエの陰謀をきいてしまうところとかカットするしさあ、この映画はラストのあたりがホントに駆け足で、マリユスが「誰かに助けられたんだけど、誰かわからない、探している」というくだりがいっさい抜けているのに結局誰に助けられたか気付いて驚くというシーンになっていて、原作を知らない人にとってはよくわからないものになっていた。
 


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