King Size!
アンドレ・プレビンのリーダー作。プレビンはクラシックの指揮者として有名だけど、ジャズファンにとってはやはりピアニストだろう。圧倒的なドライブ感と息を飲むような美しさを兼ね備えているという点で、オスカー・ピーターソンに似ている。もっともどちらの要素もピーターソンの方が上ではあるが。
このアルバム、シェリー・マンのリーダー作になじんでいる人にとってはものたりないかもしれない。アップテンポは1曲だけ。このアルバムは、2曲あるスローブルースこそが聴きどころだ。アフターアワーズ的なサウンド、低音をきかせた特徴的なプレイが印象に残る。
それと、やはりバラードは秀逸。どこがいいのかさっぱりわからないスタンダード「It could happen to you」が美しいバラードに大変身している。さすがプレビンだ。
コンテンポラリーのサウンドには、プロデューサーのケーニッヒの好みがよく表れている。ぜひ聴いてもらいたい1枚。
とかいって、おいらは昔このアルバム聴いて「うーん、どうしたプレビン?この程度だったか?」とものたりなさを感じていた時期もあった。聴くほどに味が出てくるアルバムかも。
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