Eddie Daniels and Gary Burton " Benny Rides Again"
これ、まったく期待しないで買ったんだけど、すごく良かった。バップだとかスイングだとかあまり気にせず、GRPのサウンドで思い切りグッドマンの音楽をやってるもんだから、心地よい違和感もあり、楽しめました。エディ・ダニエルズもいいけど、やはりバートンがすごい。この人、いつの時代の録音聴いてもすごいよなあ。はっきり言って、一番つまらないのがチックとのクリスタル・サイレンス。あの傑作が一番つまらんというくらい、バートンはいつもすごい。
ふと、自分はわりとエディ・ダニエルズのアルバムを持っているもんだなあと思った。といっても3枚だけだけど。打ち込みのバックで演奏しているアルバムもあるんだけど、ダニエルズはホントお薦めのミュージシャンだ。
以前バイオリニストが「結局参考にするのはグラッペリしかいない」というようなことを言っていて、グラッペリだってすごいじゃん、何が不満なのと思った。で、バップ以降のクラリネット奏者も少ないよね。クラリネットでジャズをやろうとしている人がダニエルズを参考にするのは、決して消去法的な選択でないよと言いたい。
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