クリント・イーストウッド監督によるフォー・シーズンズの伝記映画。彼らの音楽が中心なのでジャズとはあまり関係がないが、バンド結成前に歌っているのはジャズのスタンダードばかり。ボブ・ゴーディオがそれをみて「じいさんの頃の曲ばかりだ!」というシーンがあるが、ジャズの曲ってのはそんなに古いんだなあと実感する。
確かに、ドゥーアップのレコードを聴いていると、たまに「今宵の君は」とかジャズのスタンダードが入っていたりする。
劇中で流れる音楽はどれもすばらしく、ジャンル関係なく音楽ファンなら絶対に楽しめる映画だとおもう。イーストウッドの監督業は、当初はダメダメだったが後年になって名作が連発されるようになった。おっと、ご存命なのに「後年」と言ってはダメか。
あの名曲「君の瞳に恋してる」が当初レコード会社の上層部に見向きもされなかったシーンがあり、やはりお偉いさんは音楽わからんのだなとおもった。
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