JOE
HENDERSON “THE KICKER”
まるで廉価版のような最悪ジャケットだ。よくみるとわかるけどジョーヘンが片足を上げているのがまたダサいw
選曲は申し分ないんだけどブルーノート時代のような独特の緊張感がないのがマイルストーンに移籍してからのジョーヘンの特徴だろうね。一言でいえば質がおちたということ。ライオンとキープニュースのプロデューサーとしての手腕の差ともいえる。ジャケのセンスだけなら100対ゼロでBNに軍配があがるだろう。
5分弱の曲を行儀よく片面4曲ずつ収録というのは物足りなさを感じる。ジョーヘンの代表曲でもあるタイトル曲はヘンなアレンジになっていて、シルヴァーの”SONG FOR MY FATHER”に収録されているバージョンを期待すると失望するだろう。そして、ロン・カーターが参加。スロー曲もあるのになぜか最後のテンポが速い曲でソロを振られてランニング・ソロをしている。いや、いいんだけどね。ソロとるなら別の曲のほうがよかったのではないかなあ。
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