DAVE
GURUSIN “HOMAGE TO DUKE”
デイヴ・グルーシンによるエリントン曲集。ガーシュインやバーンスタインの曲集のときは素晴らしいアレンジと名手たちによる名演だらけだったので期待して買ったのだが、目を見張るようなアレンジはなく(細かいことしてるんだけどね)少しがっかり。
ベースが当時グルーシンのお気に入りだったらしいブライアン・ブロンバーグなんだけどおいらはどうもこの人は好きになれない。サテンドールを倍テンにしているのは、まあ一流ミュージシャンだからギリセーフという感じで、やらないほうがマシとの紙一重レベル。日本人が同じことやったらアイデアの枯渇の露呈というか、そこまでして無理に変えなくてもいいじゃんとあきれてしまうだろう。ま、ギルのスイートベイジルのブルース・メドレーよりは素人くささがないw
CジャムとかAトレインとか王道曲はどれだけかっこよくなってるんだろうとおもってると見事に肩すかしをくらう。ラスト前の曲はソフィスティケイテッド・レディ。グルーシンのファンならラスト前という場所と曲から想像できるとおもうけどやはりソロピアノ。わるくはないけどね。アルバム全体的に、ヘンに凝ってないところを評価するひともいるだろう。
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