Pat Metheny Group "Still Life (Talking)"
初めてこのアルバムを聴いたときの衝撃は忘れられない。前作の「狙った感」「作りました感」がどうも納得いかなかったが、このアルバムは思い切り「狙った感」があるのにまったく不満が生じないのだ。パットが「PMG」という独自のジャンルを作って、完成させたのがこのアルバムだと思う。
だってさあ、1曲目「Minuando
(Six Eight)」なんて「ほーら、この辺がいいでしょ~」というのがしっかり伝わってくるのに、感動しちゃうでしょ。大人気の「Last
Train Home」の16ビートなんて、あんなの素人作曲家がよくやる手法だよ。それなのに何よあの完成度。3部に分かれている「Third
Wind」はどのパートも最高で、グラミー賞とるアルバムだけある。ちなみに最後の2曲はまったくいらない、それなのにこんなのライブでもやるんだよなあ。この点、パットはアホなのかと思うw
ところで、アルバムタイトルといい曲名といいやたらと( )が多いのはなんなのだろう。意味がわからんし。
↓よろしければ投票してください!
音楽(ジャズ) ブログランキング