2018年7月20日金曜日
Manteca
Dizzy Gillespie"Manteca"
収録曲は「マンテカ」「キャラバン」「チュニジアの夜」「コン・アルマ」と、ディジーのアフロキューバンジャズが好きな人にはたまらない内容。
おいらは、「キャラバン」や「チュニジアの夜」といった曲との出会いはレコードではなかった。レコードで聴く前に楽譜集を買ったので、「題名だけ知ってる、有名曲だよな」と思って弾いてみたのだった。
この2曲とも、8分の12拍子風の、のんびりとしたエキゾチックな曲なんだろうなと思っていたが、その後エリントンのオリジナル録音やいろんなチュニジアを聴いて自分の最初にもったイメージと全然違うなあと思った記憶がある。
おいらのイメージそのままではないものの、このディジーのアルバムでは一般的なキャラバン、チュニジアのような感じではなく、エキゾチックな雰囲気も感じられる演奏になっている。
で、タイトルチューンにもなっているマンテカはどうかというと、単なるマンテカでなく「マンテカ組曲」なんてことになっていて、余計なアレンジが多く、はっきりいうとつまらないw一番手をかけているのだろうけど、ダメ。パーカーの「アフロキューバン組曲」のようなつまらなさ、といえばわかるかもしれない。
ちなみにマンテカのベストと言えば、これだと思う。
アレンジはスライド・ハンプトンだったかな。ディジーとウディ・ショウのバトルが聴ける。
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