2018年1月18日木曜日

統制

結論から言うとそうではないんだけど、以前思ったことがある。

クラシックをしっかりやってきた人は、技術的には当然非の打ち所がない。
おいらのつたない経験で、「自分がリーダーのときはかなり統制したがる」という印象を持った時期がある。言葉を変えれば「責任感を重く受け止める」ということだろうか、破たんしないように、自分がちゃんとしなければ、という思いが強いように感じられた。

例えば、サイドマンのときは違うんだけど、自分がリーダーのライブでは、事前に「ソロの順番はピアノ3コーラス、サックス3コーラス、ギター1コーラスで」と徹底的に決める人がいた。おかしな先生にならったボーカルの生徒さんみたいだw また、ギターとピアノがいて、ソフトなボサノヴァなんだからギターのイントロで始めればいいのに、あの典型的なボサノヴァイントロをピアノで始めてギターに乗っかってもらうとか、普通は逆だし、任せてくれればいいのにな~なんて思ったことがある。
ほかにも、ジャズマンの悪いクセ「エンディングはテキトーに引っ張って、合図で終わろう」というのを却下して、「8回繰り返して終わります!」と決めた人とか。

こういうことがあったから、冒頭の印象ができたんだけど、よく考えたらクラシックをしっかりやってきているけど特に統制しないミュージシャンもたくさん見ているわけで、インパクトが強い人だけ記憶に残っているだけだと気づきました。


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