オムニブック。もともとはチャーリー・パーカーのものだけがあったと思うけど、その後いろんなミュージシャンのものが発売された。
パーカーのものは、キーとして臨時記号を記載せず、すべて音符ごとに臨時記号を付けていたので、ちょっと読みづらかった。
ロリンズ、キャノンボール、コルトレーンなど、ほとんどがサックス奏者のものだけど、オスカー・ピーターソンやマイルスのものもある。ギターではジョー・パスのものがある。誰が買うのか、ニーズがあるのかわからんけど、ウィントンのオムニブックまである。
特に笑えるのがこれだ。
スキャットのオムニブック。誰が買うのだろう。ウィントンのものより売れていない気がする。
ところで、知人のスタン・ゲッツのマニア君からきいた話。
ゲッツのオムニブックは50曲以上収録されていて、音源のアルバム名が記載されているんだけど、ほとんどがベスト盤・編集盤であって「これじゃオリジナルアルバムだけを揃えている人にはわからない」と爆笑していた。ちなみに彼はソロの冒頭数小節を吹いて、すぐどのアルバムに入っているかわかるようだ。さすがマニア。
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