2018年8月30日木曜日
helen merrill With Clifford Brown
久しぶりにこれを聴いてみた。ヘレン・メリルの大名盤とされているやつだ。おいらがまだブラウニーを好きになっていないころに聴いていたこともあり、ここでのブラウニーもあまり好きになれない。彼の演奏がいいかわるいかではなく、ジャズ初心者時代に刷り込まれた印象であるためしょうがない。
しかし、何よりもメリルのボーカルが大嫌い。これは以前にも話したと思うけど、しゃくる、というのかベンドアップというのか、下手くそなねーちゃんみたいな歌い方がどうしても気になるのだ。ストレートに狙った音を出せない歌い方。まったく、何がニューヨークのため息だっちゅうねん。
ま、このアルバムは選曲がとアレンジがいい。さすがクインシーである。
↓よろしければ投票してください!
音楽(ジャズ) ブログランキング
2018年8月27日月曜日
ジャズマンガ「Blue Giant Supreme」第48話
どーでもいいんだけど、ファミレスバイト語である「~になります」というセリフを外国人が2回も言っているのが気になったw
さて、みんなの感想は「なんだあの大物ベーシストは」だろう。しかしいかんせん、横暴ぶりがハンパなので、現時点では悪人なのか善人なのかは判断できないが、単に過去の共演者が偉かっただけで本人が偉いわけじゃないだろ。そんな人物が現実にもいたような気がするがw 全員が、Rというミュージシャンを想起しただろう。
真面目な話、大が「ぜひ聴いてくれ!」とアピールしていたが、一番嫌なのはハンナだろうな。わかるよね~すっごくうまい人に聴かれると緊張するけど、それが自分の楽器じゃなければ割と気にならない。逆に、自分の楽器と同じだと、もう緊張してしまう。おいらがハンナの立場だったら「おいおいD、やめてくれよ~」と思うだろうw え、チキン?そうですよ、そのとおり。
↓よろしければ投票してください!
音楽(ジャズ) ブログランキング
2018年8月25日土曜日
個性とは
ジャズの演奏に関する書籍、ブログなどを見ると、当たり前と言えば当たり前なんだけど、いかに自分の個性を確立するかという点が書かれている。コピーはジャズの理解にはすごく重要で効果的であるけど、コピーばかりしてそのフレーズを使えるようになって、それが本当の個性と言えるか、とか、まるでコピーすることが悪であるかのような文章もあったりする。
以前にも言ったように、ジャズにはジャズの語法というものがあり、それがなければいかに個性的であろうとジャズではない。ジャズの語法というものに縛られている時点で自由ではない、という意見があるかもしれないけど、そういうものであり、「ジャズの語法の中で」個性を発揮することが重要である。
ところで、個性とはそんなに大切なものだろうか。うーん、伝わりにくいかも。誤解を恐れずに言えば、ウェスのファンがウェスのプレイをコピーして聴き込んで、ウェスの音色でウェスそっくりの演奏をできるようになったとする。そのファンはプロミュージシャンなんかではなく、単にウェスの信奉者というだけ。ウェスそっくりに弾けて、彼自身は満足。そういう場合、彼を個性がないと言って非難する必要はあるだろうか。おいらはプロとして勝負するわけでないのなら、本人も満足していることだしそれは賞賛こそすれ個性がどうのこうのなんて話をするべきではないと思う。
↓よろしければ投票してください!
音楽(ジャズ) ブログランキング
以前にも言ったように、ジャズにはジャズの語法というものがあり、それがなければいかに個性的であろうとジャズではない。ジャズの語法というものに縛られている時点で自由ではない、という意見があるかもしれないけど、そういうものであり、「ジャズの語法の中で」個性を発揮することが重要である。
ところで、個性とはそんなに大切なものだろうか。うーん、伝わりにくいかも。誤解を恐れずに言えば、ウェスのファンがウェスのプレイをコピーして聴き込んで、ウェスの音色でウェスそっくりの演奏をできるようになったとする。そのファンはプロミュージシャンなんかではなく、単にウェスの信奉者というだけ。ウェスそっくりに弾けて、彼自身は満足。そういう場合、彼を個性がないと言って非難する必要はあるだろうか。おいらはプロとして勝負するわけでないのなら、本人も満足していることだしそれは賞賛こそすれ個性がどうのこうのなんて話をするべきではないと思う。
↓よろしければ投票してください!
音楽(ジャズ) ブログランキング
2018年8月21日火曜日
CHICK COREA “TONES FOR JOAN’S BONES”
CHICK
COREA “TONES FOR JOAN’S BONES”
「チックの全盛期は60年代」説をとなえるおいらだが、実はこの初リーダー作は聴いたことがなくていまさらながら購入した。すみません。
で、今回言いたいのはその音楽の内容ではなくライナーについてw
日本盤でライナーは後藤誠氏。いつ書かれた文章かは記載されてないが冒頭に「チックも今や70歳を超え」とあるので2010年以降だろう。そのわりには60年代のダメなライナーのお手本のような内容で、「曲はA(8)-B(8)-A(8)-C(14)の44小節」というどうでもいい情報とか「ソロはテナー3コーラス、トランペット4コーラス」という聴けばわかるしわざわざコーラス数など知らなくてもいい、とつっこみたくなる岩浪洋三大先生ばりの無意味情報の羅列。そしてしつこいくらいに各プレイヤーのソロについて「アフロではハンコック、4ビートではマッコイ・タイナーのスタイル」「ピアノはウィントン・ケリー、トランペットはフレディ・ハバード、サックスはロリンズやコルトレーンの影響が」などという形容で表現される。バカにしているとしか思えない。最近の文章でこれだとは、SJ全盛期、いや末期からまったく進歩していないなあとあきれるばかり。
大昔の評論はやたらと誰かの影響だとか書かれていたけど、いまどきこれはないだろとおもった。文章の前半は「スペインという曲はRTFを率いていたころに生まれた」などとまったく関係ないことが書かれているし。最悪だw
↓よろしければ投票してください!
音楽(ジャズ) ブログランキング
登録:
投稿 (Atom)