2016年12月3日土曜日

普及活動





ジャズファンなら誰でも普及活動をしたことがあるとおもう。おいらの世代であればカセットテープでベスト盤作って頼まれてもいないのに「これ聴いてみろ」と知人に渡したりとか。聴きたくもない音楽を義務的に聴くのはつらいよね。あとで必ず「どうだった?」とか聞かれるし。迷惑でしたね。ハイ、すみません。

おいらの友人で普及活動に熱心なJ君がいるのだが、最近は中学生の娘にせっせとジャズをアピールしている。普段から家の中でジャズを流すのは当然だが、娘が吹奏楽部でトランペットをやることになったらこれぞジャズの領域とばかりに歓喜してうるさい説明交えながらジャズを聴かせた。
よせばいいのに、どうだといわんばかりにメイナード・ファーガソンをかけたので、あまりにハイノートすぎてそれがトランペットの音色だと伝わらなかったw J君本人も演奏者ではないので「たぶんこれはトランペットのハイノートだろう」と半信半疑状態だったという。

先週の「題名のない音楽会」で和楽器ユニットが登場したとき一緒に見ていた娘さんが「琴の音色っていいよね」といったそうで、J君は喜び勇んで番組が終わるやいなや「琴を聴かせてやろう!」とYUTAKAの1stアルバムをながした。


1曲目の素晴らしい琴の演奏に内心「どうだ~!」とおもっていたのだけど2曲目でボーカル曲が始まり「おいおい、もっと琴弾いてくれよ」とおもったそうだ。




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2016年12月2日金曜日

年齢



菊池成孔が「昭和にコルトレーン中心に聴いていた人は彼が65歳くらいまで追求していたイメージもっているという感じだけど(自分も)実際死んだのは40歳。40歳っていうのはすごく若い」というようなことを言っているが、たしかにそうだなあ。ジャイアンツというのは本当に天才なんだとつくづく思う。有名なミュージシャンは若い時からすごい想像力をもっているわけだ。


そういう観点で見ると、パーカーは36、ブラウニー25、バド・パウエル40、等々。パーカーなんていつも年上のイメージだ。
クラシックでもモーツァルトは36、シューベルトは32、ショパン40、もっといるはず。
 
逆に、いつまでも若いと思っていたパットがすでに還暦を迎えている。なんだか不思議な感覚だ。ウィントンがもう55歳だよ?






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2016年12月1日木曜日

それはジャズか

はっきりいって、インタビューで「オレの音楽をジャズというな。オレはジャズの範疇にとどまらない。ジャンルなんて考えたことないね」というやつにかぎって、大したことないやつだったりする。当然マイルスは除く。

すごい人たちは常に自分の音楽をジャズだと思い込む、というか言い張る。保守的なファンが「あんなのジャズじゃない」と言ったとき「オレをジャズの範疇に閉じこめるな」なんて言わず「これはジャズだ」という。いい意味でジャンルにこだわっていて、すがすがしい。

スパイロのジェイ・ベッケンスタインは自分の音楽を「ジャズ」と言いきって、「ジャズとは、即興主体のインスト音楽だ」という。ボーカルのことは考えていないようだw
マイケルは(今さらながら、ジャズの話でマイケルと言えばブレッカーだよ)「自分はジャズミュージシャンだ」と言ったうえで「いろんな音楽家を見てきたがジャズミュージシャンが最も上手だ」という。
パットですら自分の音楽をジャズだと発言している。

しかし、ハービーがロックイットでグラミーをとったときに「ジャズのアルバムがグラミー賞を受賞するなんて云々」というスピーチをしていたが、モンスター、ライトミーアップ、フィーツをジャズとして聴いていたおいらでもさすがに「あれはジャズではない」と思ったw でもハービーはジャズに誇りを持っているんだね、すごいと思った。




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