2016年5月3日火曜日

4分の2

サンバはもともと4分の2拍子であり、ジョビンはボサノヴァ曲をずっと4分の2拍子で書いていた。アメリカ進出するとき「そんなのはいかにも南米の田舎者みたいだから、4分の4で書きなさい」と誰かに言われて、それ以降そのようにしているとのこと。

確かにブラジル輸入のボサノヴァ楽譜集を見ると、ジョビンの曲だけが4分の4になっている。でもやっぱりサンバは4分の2なんだよね。アメリカ人が4分の4でやったことが望ましからぬボサノヴァの変容につながっているともいえる。

また、4分の4でとらえるドラマーは、どうしても詰まってせせこましくなるし、走りやすくなる。大きく4分の2で乗るのが良い。
しかし4分の2の楽譜は慣れないと読みづらいかもしれない。知人のブラジル音楽専門のギタリストK君は、4分の2ばかりやっているから逆だそうだが。




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2016年5月2日月曜日

ヴィンテージ

サックスにカビが生えたOくんの話。

Oくんは、けっこう年代物のアメセル(アメリカンセルマー)を使用している。いわゆるヴィンテージというやつだ。おいらはギターでもそういうものにはまったく興味ないのだが、Oくん自身、ヴィンテージサックスには興味がないそうだ。試奏して気にいったのがたまたまそれだったというだけらしい。

ヴィンテージなのでけっこうラッカーが剥げている。たまにお客さんに「すごく使いこんでいますね」と言われるOくんだが、ヴィンテージとかいう気がないので、

「中古なので」

としか言わない。別に硬派というわけではない。Oくんいわく、

「自分は腕前はまだまだなので、ヘタなくせに楽器ばかり名器だとか言われそうで恥ずかしいんですよ」とのこと。


で、おいらは当然わからないのだが、アメセルには特徴があるらしいんですよ。オクターブキーのあたりとか彫刻の図柄とかが違うらしい。そういうのに詳しい人がいて、Oくんは「アメセルですね」とか言われるんだけど、いつも「違うと思う」と答えていた。なぜか。「Made in France」って書いてあるから。しかし、どうやらアメセルもこれでいいらしい。「Made in USA」ではないそうだ。サックスマニアにとっては常識らしい。




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2016年5月1日日曜日

楽譜万能

音楽をやらない人にはなじみがないかもしれないけど、いわゆるト音記号のほかに、ヘ音記号とかハ音記号というのがある。これ↓

「ヘ音記号」の画像検索結果

ヘ音記号くらいは知ってる人が多い。
ベーシストのKくんは、ヘ音記号しか読めない。ト音記号が読めないというのが意外だ。たまにギターを弾くKくんは、いつもヘ音と間違って別の音を出してしまう。

音大出身のピアニストH氏が「ハ音なんて読めない。」と言ったので驚いた。音大の人ならなんでも読めると思っていたので聞いてみると、
「あんなのは管楽器の人じゃないとなじみないから」とのことだった。


ところで、ハ音記号は五線譜の真ん中に書くとは限らず、 ずらして書くときもある。以前、交響曲の総譜か何かで見たことがあったのだが・・・


「ハ音記号」の画像検索結果

ハ音だけでなく、ヘ音やト音もずらして書くことがあるんだね。いや、これさあ、意味あるの?混乱するだけでしょ。音符を少しずらして書けばいいだけの話じゃないか?
と考えるのは、ポピュラーしか知らない、非選民なのだろう。はい、蔑んでいただいてけっこうですよ。


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