2016年2月25日木曜日

出会いと別れ


出会いと別れ



ミルトン・ナシメントのアルバム。一部では最高傑作とか言われているが、アホか。すっかりアメリカナイズされて、従来のミルトンの味がほぼない。過去の作品「raça」もなんだか単なるポップス。プロデューサー誰だよ?

これを「ヒューバート・ロウズやパット・メセニー参加」といって売ろうとすること自体がまた気にいらない。ミルトンでなくそっち目当てかよといいたい。 パットなんか、ご丁寧にアコギとシンセどっちも弾いちゃって、完全に自分の音楽にしている。それがあんたが尊敬するミルトンに対する態度かあ?

日本盤の帯には「天才ジャコに影響を与えたとも言われる」なんて書いてあってさ、ジャコの名前出さなきゃ売れないとでも思っているのか。だいたい、ジャコに影響を与えたってどういうことだ、誰が言ってるんだ?晩年のNYライブでミルトンの曲を演奏していました、ってだけだろ。

こういうマーケティングも嫌いだし、あのミルトンがこれかよ、という内容になっちゃってるのも嫌い。ブラジル音楽が好きなおいらには不満の残るアルバムだ。



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2016年2月24日水曜日

ネットのあるニュースを見て



最近、バイオリニストの高嶋ちさ子氏の子育てでの異常ぶりをネットでよくみる。賛否両論あるようでそれについておいらの意見はいわないが、笑ってしまったのが葉加瀬太郎氏による高嶋氏擁護のコメント。

「まず彼女の音楽をきいてみなさい。あんなに純粋で美しい音色を奏でられる人に悪い人がいるわけがない」

みたいなこといっていた。マジでいってるのなら葉加瀬氏こそ精神異常を疑う。残念ながらまったく擁護になってないところが笑えるのだ。人格破綻してても音楽は美しい人もいる。品行方正でも音楽は大したこと無い人もいる。芸術的才能ってそういうもんだろうとおもう。ジャズでいえばチャーリー・パーカーが人格破綻だったことだけで葉加瀬氏の言葉に説得力がなくなる。

それと、まあおいらの主観になっちゃうが高嶋氏の音楽は純粋で美しいとはおもえないし(「12人のバイオリニスト」という発想がそもそも純粋じゃないような・・・)、美しい音色ではないとおもう。だいいち音程が甘すぎる。おっと、本題からそれてしまった。

もしも、いい音楽つくるひとがいい人間だというならモーツァルトなんか品方向性な紳士で長生きしただろうし、ベニー・グッドマンはバッドマンと言われなかっただろうし、ミンガスもネッパーを殴っていない。そもそもミュージシャンがドラッグなんか手を出さないってことになるだろ。あ、「アーティスト」様は別ね。あくまでもミュージシャンのはなし。




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2016年2月23日火曜日

あるジャコファンの話



以前書いた、ジャコのNYライブ処分でおもいだしたけど大昔の年下の友人E君のはなし。

彼はエレキ・ベース専門で当時のベーシスト同様にジャコ・パストリアス崇拝者であった。しかし彼が他のジャコ信者とちがうところはWRやソロ作よりも晩年のNYライブシリーズに魅力を感じていたところ。「場末感がいい」などという意味不明なことをいっていた。だから彼がやる曲は”HAVONA””CHA-CHA”などという人気所とちがい”I SHOT THE SHERIFF””MOOD SWING”など晩年のレパートリーばかり。場末の飲み屋でギター・トリオでやりたいというのが彼の夢でおいらもよく声をかけられて集まって練習した。

NYライブの影響で、ジャコ→ハイラム・ブロック→ウィル・リー→ボーカル、という図式で数年後にはポップスを歌うようになってしまった。


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