2014年7月3日木曜日

ドン・プーレン「Milano Strut」

ドン・プーレンは大好きなピアニストだ。特にアダムスとのカルテット時代が好き。

ところでこのアルバム、すごいですよ。


Milano Strut


タイトルは「 Milano Strut 」。ミラノですよ?ジャケットも夜の大聖堂っぽいよね、おいらは愚かにもプーレンに変な期待をしてました。

メンバーはプーレンと打楽器のデュオ。え?
1曲目、タイトル「会話」。すでにこの時点でいやな予感が。
聴いてみると、もうバリバリのフリー。
2曲目「コミュニケーション」これもあきらめていたけど、それほどフリーでもなかった。
3曲目が表題曲なんだけど、おしゃれに歩くストラッティン♪なんて曲ではなかった。むしろプーレンのパワーが抑えられていてイマイチかな。
そしてなんとなく安心していたラストの4曲目が、1曲目よりある意味きつい、ほとんどパーカッションのフリー。

このアルバム、タイトルがこれじゃあ、フリー好きの人は手を伸ばさないし、フリー嫌いの人は「だまされた」としか思わないだろうな・・・


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2014年7月2日水曜日

酒癖の悪いひとはしっかり読んでください



昔の話。

Kさんという男性ボーカルがいた。背が高く面倒見がよく男前で彼をあまり知らない人からは慕われていた。彼を知る人間からは、その酒癖のわるさから音楽以外でのつきあいは避けられていた。

ある仕事でKさんといっしょになった。演奏中からけっこう気が合って、終わってから自然な流れで飲もうということになった。おいらはKさんの酒癖についてはまだ知らなかった。


酔いがまわってくるとKさんは声が大きくなる。そしてまず店員に対する態度がわるくなった。

「おい!」と呼びつけて注文する。店員が何か言うと、

「あぁ?聞こえんなぁ」

もう、ほとんど北斗の拳である。

相手は若く血の気が多そうな若者であるにもかかわらず、である。
相手が怒り出すのではないかとヒヤヒヤしてしまった。


2軒目に入った店はジャズの演奏をしていた。ギター・トリオだったかカルテットだったか忘れたがとにかくギターがいた。
テーブルについてしばらくしたらKさんがバンドに対して「うるせえぞ!話ができねえ!」と叫んだ。
しかしバンドの音のほうがでかいせいか誰も気にしてないようだ。するとKさんがおもむろに立ち上がって演奏中のバンドのほうに歩いて行った・・・・
そして「うるせえんだよ」といってアンプのコンセントを抜いてしまった。

おいおい・・・・!!

(なぜかおいらが)平謝りに謝って許してもらった。二度とごめんだ。
ウソかホントか、Kさんはこのことを覚えてないという。


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2014年7月1日火曜日

書籍「25人の偉大なジャズメンが語る名盤・名言・名演奏」とロン・カーター15


25人の偉大なジャズメンが語る名盤・名言・名演奏 (幻冬舎新書)



この本、おもしろいです。おすすめです。そして当然ながら(なぜか?)ロンも「25人の偉大なジャズメン」に含まれています。

ただ、残念なことにロンのインタビューはレコーディング直後だったせいかいつもの余裕がなくあまり笑えるところがないんだよね。しかし他の人のインタビューからロンの話がいくつかでてきますよ~

マイルスバンドでの盟友であるウェイン・ショーターもハービー・ハンコックもまるで示し合わせたように「ロンの音楽は几帳面で真面目すぎる」といっている。その言い方がどうも馬鹿にしてるような印象を受けるんだよね、考えすぎかな。
ロン自身は自分の音楽について「すごい緊張感」などといってる。レコーディングに参加したメンバーはその緊張感のなか休憩なしで演奏するので疲れたといっているし。その言い方がわざとらしいというか、いかにもロンのバンドメンバーだなと。「誰かオレの家からベッドをもってきてくれ」。ロンのインタビューによくみられる芝居がかった言い回しが伝染したかのようだな~

うーん・・・それにしても、ロンのリーダーはかなり聴いたけど、几帳面、真面目、緊張感という感じは全然しないよね。



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