「変わる」というのは難しい。おいらの知人は、「バンド次第でプレイヤーは嫌でも変わっていく。ラファが変わらないのは、まだまだ周囲が力不足だからだとも言える」と言っていた。確かにそうなのかもしれない。
でも、ラファが引き合いに出していたのはちょっと違うよね。マイルスは変わろうとして変わった。さらにそれによって否定的な見方をする人も出たけど、彼はまったく後悔しなかった。
コルトレーンは、確かに65年にいきなり変わったという感じではあるけど、なんとなく自然に変わったような気がする。「変わろう」という強い意志をもって変わったわけではない気がする。
こんなのはまあ参考にはならない。でも、メンバーが客観的に聴いて「変わった方がいい」というのであれば、おいらはそれは変わるべきなのだと思う。同じサウンドを目指しているのであれば。
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2019年2月28日木曜日
2019年2月19日火曜日
DONALD BYRD “FANCY FREE”
DONALD
BYRD “FANCY FREE”
このアルバムも以前取り上げたっけ?忘れてしまうね。
ドナルド・バードのジャズ路線最後ともいえるアルバムだ。これ以降はいわゆるクロスオーバーのアルバムを紆余曲折しながら発表していく。
冒頭のタイトル曲は60年代後半が好きな人にはたまらん雰囲気。適度に不透明で浮遊感のあるメロディとハーモニーで、デューク・ピアソンのエレピがまさにあの時代を象徴している。何度聴いても感動だ。こういうのが嫌い、という人もいるのだけどね。
残り3曲はまったくなんの工夫もないダレたセッションというふうにみられがちだが、ジャケットをみながら延々と繰り返す単純なコード進行を聴いているとある種のノスタルジー(?)を感じる。特にB面は早朝とかあまりうるさくない時間帯にぼーっと聴くには最適。60年代の映画の世界に入ったかのような気分になる。
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