2018年11月9日金曜日

my funny Valentine


おそらく多くのジャズファンが思っていることだと思うんだけど、「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」はそんなにいい曲なんだろうか?というのがある。

はっきりいうと駄曲である。アドリブする分には適当なコード進行であるが、メロディは大したことない。というか、繰り返すが駄曲であるw

ジャズとしては、エヴァンスの「アンダーカレント」とかゲッツ&JJの「オペラハウス」とか名演が残っているけど、バラードではない、適度にアップテンポな、ジャズとしてしか評価できないものになっている。チェットの歌?そんなにいいかぁ?

マイルスの「クッキン」での演奏は最高である。ジャズ史上最高の名演の1つだ。おいらはジャズ聴き始めのころ、毎晩これを聴いてから寝ていたほどだ。6分間すべての音を覚えている。しかし、これは原曲のメロディをとことんぶっ壊しているから名演になっているのだ。

とまあ、そういう「これってそんなにいい曲か?」というのはけっこうあるだろうね。





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