実は、今回の話を読んで少しほっとしました。前回までは、まるで大をはるかに凌ぐ超人かのような印象があったので。他のメンバー、特にあのブルーノが大を評価しているのがうれしい(単にあいつが嫌いだからかもしれないけど)。
ちなみにおいらはレギュラーバンドの場合、トラになるときは必ずMCで最初からトラであることを明言するようにしている。トラの人にとってみればいろんな点で不満かもしれないけど、そういうものだと思う。
まあ、今回の話の場合、客は特にジャズファンというわけではなく(子どももいるわけだし)、必ずフロントがリーダーに見える、どころか、基本的に「サックス奏者とバックバンド」という風に見えるだろう。どんなにピアノが目立っても、そういうものだ。終わった後に客が「ピアノソロなんてあったっけ?」というのはまだいい方、ひどいときは「え、ピアノなんていたっけ?」となる。いや、ホント。経験あるしwジャズファン以外の人にとって、ジャズバンドの見え方なんてそんなもんだよ。 ブルーノはあまり気にしない方がいいねw
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2018年12月26日水曜日
2018年12月22日土曜日
謎・ハーフノートのウェス・モンゴメリー
この、超名盤、ウェス師匠の最高の名演が聴けるこのアルバム。ライブ盤といいながら、2曲のライブ演奏と3曲のスタジオ録音で構成されている。コルトレーンのバードランドもそうだけど、こういうのって昔はありだったかもしれないけど今やったら怒られるよねw
で、このアルバムには実はすごい謎というか疑問がある。それは、これだけを聴いていてもわからない。
こっち↓の「Vol.2」を聴くとそれがわかる。
おいらは聴いたことないんだけど、こっちの「Vol.2」はもともとストリングスとかをオーバーダブして変な形で発表されたみたいだね。2曲ほどくだらない編集もされている。普通にフェイドアウトしてくれればいいのに、と思う。
でも、3曲目の「Willow weep for me」におけるウェス師匠のソロのあまりのすばらしさに動けなくなる。なんだ、これは。すごすぎるじゃないか、と。
ピアノソロがないのでどうやらこれも編集しているらしいのだが、それにしてもエンディングはしっかり録れているし、とにかくすばらしい内容だ。なぜ「Vol.1」にこのテイクを入れなかったのか。少々の編集なんて気にせず入れればよかったのに。レスター・ケーニッヒを見習えw
スタジオの3曲もいいのだけど、やっぱり臨場感というか熱気が全然違うんだよね。ライブ盤と言っておきながら5曲中3曲がスタジオ録音ってのもなあ(コルトレーンのバードランドはその逆で5曲中2曲がスタジオだったけど)。
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2018年12月17日月曜日
Playboys
昔、ウエストコーストジャズにはまっていた時期があり、そのときにすごく期待して買ってコケたのがこれ。なんといってもチェットとペッパーですよ、それがなんじゃ?と思った。
もともとチェットは1952~1954年以外はダメと思っていたけど、ペッパーまでなんとなくスカスカで、ああ、そうか、ペッパーはいわゆる西海岸ミュージシャンとは違うもんな、と失望の中で納得した記憶がある。
で、これとジャケットがそっくりでタイトルロゴだけ違うアルバムがあったんだけど、なんだったかな、処分して手元にないんだけど、シャンク&チェットだったかな、そういうひどいのがあった。内容はこのアルバムとどっこいどっこいなんだけど、古レコード屋とかで探していて、ジャケットが同じだから「これは持っている」と思ってスルーするとレアなものを逃すことになってしまうのだ。同じアルバムでジャケット違いよりはましだけど、こういうパターンも困るね。
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2018年12月10日月曜日
ジャズマンガ「BlueGiant Supreme」第55話
うわ~今回の話はうんざりだ。ジャズはああいうエリートがやる音楽じゃないんだ、帰れ!と言いたいwおいらの一番嫌いなタイプのミュージシャンだ。ジャズは結局もっと泥臭いやつがやる音楽だと思う。時代錯誤だろうか。おいらの周囲はそんな感じだけど。場末感がないのはなあ。
いくらジャズがワールドミュージックになったといっても、どうも欧州のジャズには興味がわかないなあ。やはりアメリカの音楽だと思うし、だからこそのあこがれやかっこよさがあるのだと思う。ジャズのかっこよさの源流はアメリカだ。
で、マジレスであいつに反論すると、他のジャンルとの融合なんてもう珍しくもなんともないわけで、レゲエとの融合なんて20年以上前にやっているバンドもあるわけで、ジャマイカに行けば普通にやっているとも思う。だいいち、他の音楽との融合ってのは60年代から当たり前にやっていることで、それが何と融合するかというだけの違い。それをえらそうに語られてもな。
と、あいつにはとことん反論したい。実力で叩きのめされると思うけどw
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いくらジャズがワールドミュージックになったといっても、どうも欧州のジャズには興味がわかないなあ。やはりアメリカの音楽だと思うし、だからこそのあこがれやかっこよさがあるのだと思う。ジャズのかっこよさの源流はアメリカだ。
で、マジレスであいつに反論すると、他のジャンルとの融合なんてもう珍しくもなんともないわけで、レゲエとの融合なんて20年以上前にやっているバンドもあるわけで、ジャマイカに行けば普通にやっているとも思う。だいいち、他の音楽との融合ってのは60年代から当たり前にやっていることで、それが何と融合するかというだけの違い。それをえらそうに語られてもな。
と、あいつにはとことん反論したい。実力で叩きのめされると思うけどw
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2018年12月3日月曜日
Sonny Rollins "Night at the Village Vanguard"
このアルバム(当然Vol.1も2も)はホントにジャズファン向けである。真のジャズファン向けというべきか。
ピアノレスなんてフォーマットはおしゃれさが皆無であるため、初心者や浮ついたリスナーを拒絶する。おまけにロリンズのあのプレイ。クラシック的な「上手さ」からはおよそかけ離れた、おそらくそういう視点で見ればヘタクソともとれる、かといってジャズ的にはすごくうまい、文句のない演奏と音色。このアルバムを好きかどうかでジャズファンかどうかが決まるとも言える。繰り返しになるかもしれないけど、クラシックのみのファンは、ロリンズの演奏が大嫌いなのだと思う。
なんてえらそうに言いますけど、おいらもジャズファンになった当初はロリンズも嫌いだったし ピアノレスなんて嫌いでしたよ。あのノリがダサく感じられたし、ピアノが好きだったからこそ「なんでピアノいないんだよ!」と思ったり。コルトレーンのラッシュライフとかも嫌いだったな~それが、だんだん好きになってくるんだよね、こういうのが。
当然ながら、バリバリのジャズファンでもロリンズ嫌いという人はいる。おいらはローチのドラムがいまだに嫌いだし。プロのギタリストでウェス師匠を好きになれないという人もいるから、ロリンズを嫌いでも気にしなくていいんだけど、一度好きになるとけっこうはまる。ただやっぱりソロサックスは嫌いだなあ。ライブでもそういうスペースが増えていくでしょ。あれでコレクションする気がなくなってしまうw
しかし、本当にすごいのはライオンだよね。こんなサウンド、ジャズファン以外には見向きもされないのにいきなり「Vol.1」「Vol.2」で発売するんだもんな。
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2018年11月26日月曜日
ジャズマンガ「Blue Giant Supreme」第54話
おいおい、お父さんが倒れたって?頼むよ、そんな不幸な現実は読みたくないんだよ。読者が見たいのは努力してレベルアップしていく大なんだ。おそらくお父さんは回復するが体に障害が残るというパターンだろうな。
ところで新しいキャラでてきたな。石塚先生のことだから期待させといてあまり意味がなかったりするのだろうが、ソロで1曲やらせろというのがまたまた気になるね。相変わらず石塚先生は普通のフォーマットにとことん行かないね。
ロンドンとか言っているからこの新キャラはイギリス人っぽい。それにしてもジャズマンガなのにここまで黒人ださないのはアメリカ編への布石か。でもドイツにきた意味があまり感じられない。聴衆の感じ方の違いとかは初回しか語られてないぞ。さてさてどうなることか。
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2018年11月23日金曜日
セッション!
先日、サックスとクラリネットをやるTさんのバンドで遠方の営業に行った。
ちょうどその日にセッションをやってる店があったので行ってみたのだけど、なにか様子が違う。ホストに呼ばれた参加者が「黒2の115」などと言っている。すぐにピンときた。ジャズバイブル2巻の115ページという意味だなと。伊藤伸吾の本なら「青の20」とか言うのだろうか。
正直いっておかしいとおもった。もしおいらがホストなら曲名を言ってもらったほうがいい。演奏はそこそこできるのに曲名を全然知らないひとがときどきいるが、こういうのが原因のひとつだろう。「アナザーユーやろう」といって楽譜集目次のAのところを探して「載っていない」というタイプだ。Tを探してくれw
このやり取りを見ていたTさんが「ここはページで言わないとダメなんだな」とつぶやいてとなりにいた人に「○○という曲は何ページですか」と聞いていた。Tさんは40年以上音楽をやっているひとで300曲以上覚えているのだけど・・・。
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2018年11月16日金曜日
これって名盤?Boss Guitar
以前もとりあげたかもしれない。ボスギター。ウェス師匠の傑作と言われている。
でもね~おいらは、無考えのような「ギター、オルガン、ドラム」という編成が大嫌いなんだよね。オルガンと言えばステレオタイプにこの編成、逆にギターと言えばオルガン入れればいいんでしょ、みたいな安易さが感じられてさ。
このアルバムも、リバーサイドでは「インクレディブル」や「フルハウス」と並ぶ傑作とされているけど、実際内容も素晴らしいんだけど、意外性もあっていいんだけど、実のところを言うと上記2作と並べて語りたくない。選曲もいい、バラード演奏もすばらしい、酒バラなんてシンプルながら最高!なんだけど、結局そのプロデュースの安易さがどうしても許せない気がしてね。
え、そもそもピアノトリオも安易?いえいえ、それはジャズの基本フォーマットです。オルガンという特殊な存在が来たときに安易にギターを入れるのが嫌いなんだよね。だから、たまに(音はぶつかるけど)ベースを入れているオルガンのバンドなんかあるけど、こういうのは新鮮でいい。
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